演示用ヤジロベー

子供の工作でヤジロベーを作らせる時の説明用の大きなヤジロベーです。
腕と支柱は、パイプで出来た園芸用の支柱で、腕の部分を丸く曲げるには
道端にあるコンクリートの電柱を使いました。
両手の丸い部分と胴体は黒いガチャポンのカプセルです。
両手の中に適当な金属をホットボンドでとめてバランスを取ります。
ヤジロベー全体の重心がどこにあるか、足の長さで探ります。
ヤジロベーを安定しておくためには、重心より上に支点をおく必要があります。

今回は、マクスウエルのコマの演示用に使う目的で作りました。

ヤジロベーの足の支点をちょうど
重心のところに持っていくと
水平になってとまります。
支点を重心より下に持っていくと
ヤジロベーは下に落ちて立てません。

支点がちょうど重心の位置に
あるときは、水平になります。

支柱の台は植木鉢です。

足は支点が重心より上、ちょうどの位置、下にあるときの
演示で足の長さを変えます。

支点が重心のところにある足の長さ。

ガチャポンのカプセルで作る
マクスウエルのこま。
軸の支点が重心のところに
あると、コマは斜めのまま
軸がぶれずに安定して回ります。