サイエンス時計
自作の電池でデジタル時計を動かします。
電池の仕組みをお勉強して、実用的な時計にして楽しみます。
新しいマンガン乾電池(今回は単2型)を分解して
外側の亜鉛板と真ん中の炭素棒を
使います。
古い電池だと亜鉛板がほとんど腐食しています。
新しい乾電池を分解するぐらいなら、そのまま
使えば・・・・という意見もありますが、電池の
構造を勉強します。
アルカリ乾電池は危険ですから分解しないように
しましょう。
亜鉛板をキッチンペーパで2重に巻きます。
キッチンペーパを巻いた亜鉛板を丸い
型にしてフイルムケースに入れます。
その中にヤシガラ活性炭を入れて
真ん中に炭素棒を入れます。
キッチンペーパを破かないようにして
よくつき固めてください。
冷蔵庫用脱臭剤から天然ヤシガラ活性炭を
取り出します。
ヒミツ
この中に先ほど分解したときに出た
二酸化マンガンを混ぜます。
それではまさしくマンガン乾電池じゃ。
ほかの人には内緒ですよ。
活性炭に高濃度の塩水をしみ込ませれば
完成です。
フイルムケースの蓋に穴を開けてリード線を
出して蓋をします。
起電力は1.4Vでした。
成功・・・・あたりまえぢゃん。
100円ショップのデジタル時計の
電池の端子からリード線をだして
この電池に接続すれば科学時計
になります。
ガチャポンに入れて見ました。
あなただけの楽しいデザインにして
楽しんでください。
これも100円ショップのものです。