ICラジオの自由研究

ラジオ少年に戻りラジオを作りましょう。
原点は鉱石ラジオですが、電源の要らないゲルマニュムラジオでは電波が弱く
放送が聞こえませんので、IC1石の簡単ラジオを作ります。
自作ラジオでは電波を捕らえる部分のコイルとコンデンサー(バリコン)が重要です。

コイルはカップ酒(焼酎のカップが最適・・・・銘柄は好きに)の空カップに
約100回細い線(エナメル線など)を巻き、底の部分はカットします。
台座は植木鉢の受け皿です。

ICを利用した回路を上に取り付けます。

部品はソケットに差し込みます。
ICはミツミのF501(120円)1個と
抵抗2個、コンデンサー3個です。

ソケットは小さなコネクタを4個直列に
つなぎ特別な配線はいりません。
はんだ付けは電源のリード線のみです。

選局は真ん中のネジを回して電極の間隔を
調節してコンデンサーの容量を加減して
行います。

可変容量があまり大きくないので、ニッポン放送
とFEN放送しか受かりません・・・・
面積をもっと大きくするなど今後の課題です。

コンデンサーを分解した状態。
1枚のポリ板を折り曲げて両方に
アルミ箔(両面テープつき)を貼り
これにリード線をセロハンテープで
貼り付けます。
絶縁(誘電体)としてレジ袋を適当に
切って両面テープで貼り付けて完了。

CD盤を利用したスパイダルコイルです。
感度は上がりますが、デザイン的にイマイチ。

果物ゼリーの容器に約80回巻いた物。
デザイン的には面白いが自作のバリコン
の置き場所が・・・・・
ポリバリを利用するとすっきりと収まるが
自作にこだわると・・・・
今後の課題か。

既製のパーアンテナ
完璧ですが自作派としては
使いたくないですね。

ポリバリ(ミツミ電機のバリコンの商品名)
これも自作派としては使いたくないですね。

感度はイマイチですが
自慢はこのデザインとイヤホーンが
コイルの筒に収まること。

このイヤホーンは耳からすぐ外れるので
イライラします。

次回はこれに低周波増幅器をつけて
スピーカを鳴らしたいと思います。