コヒーラ検波器

約100年前の無線通信に使われていた検波器の現代版です。
アルミ箔の表面は酸化皮膜で覆われているので通常は電気を通しませんが
これを電波で破壊すると電気が通るようになります。


これはリモコンにも使えるので、リモコン自動車を作りました。

単三乾電池2個のケースの上に
ヨーグルトの空き容器を利用して
検波器を作ります。

容器の内側に、アルミ箔テープで
作った電極を貼ります。
その電極にネジ止めしたリード線を
電池とLED(モータはこのLEDと並列)
に直列に接続します。
アルミ箔(台所にあります)を丸めて
中に入れます。
アルミ箔の玉がこぼれないようにガチャポンの
フタを被せると出来上がり。

電波の発信器には電子ライターから
取った圧電素子を使います。
ライターそのままでもいいのですが
火花が見えるようにしました。
ボタンを押すと青い火花が5mmほど
飛びます。
感電しても大丈夫です。

実験にはモータも回るように
します。
出来るだけ小さな電流で回る
モータがいいですね。

このほかに電子メロディが鳴ると
楽しいかも。

応用編

リモコン自動車

リモコン自動車を作りました。

アルミ箔の玉はこれぐらいが
ちょうどいいです。
あまり入れすぎるとモータが
回りぱなしになります。

ガチャポンのケースを被せます。