補聴器の自作 2号器

100円ショップのアンプを使って補聴器を作りました。
1号器はマイクを本体に付けたので、動くたびにガサガサと衣擦れの音がうるさいので
今回はマイクをイヤホンのところに付けました。
これでガサガサは無くなりました、使用した感じは補聴器を通した人の会話はラジオを聴いている感じです

目を閉じて聞くと意味不明の声として聞こえます(単なる脳の機能が落ちただけですが)、やはり顔を見ながらの会話でないと話が通じない感じです。慣れが必要かも・・・・・・今は何とか補聴器がなくてもいいようです。
今後はもっといい補聴器へと改良を続けます・・・・・永遠の課題になりそう。

100円ショップのアンプの基盤を使いますが、ボリュームとイヤホンジャックは不要なので
基板から取り外します、これで基板の高さが低くなってケースに収まります。
ケーブルにはリッツ線の4芯ケーブルを使います。
ケースはジャンク箱にあった防犯ベルを分解してケースだけ使いました。

マイクはコンデンサーマイクでハウリングを防止するためイヤホンと少し離しています。

秋月の小さなシリコンマイクを買いましたが、端子が4個で、6芯コードが必要なので、今回は見送ました。

イヤホンとマイクの加工はUVレジンを紫外線LEDライトで硬化させて作ります。

瞬間接着剤では時間は短いですが肉盛りができません、エポキシ系の接着剤は肉盛りはできますが硬化まで時間がかかります。
このUVレジンはその両方を兼ねたようなもので、2〜3分で固まりますのでこの紫外線LEDライトは優れものです。

紫外線LEDライトにつて

昔から時々見ているラジオライフ誌(相当マニアックな本で世の中の裏技がよく分かります)私の好きな文房具や100円ショップについての記事が載っていた2017年5月号を買いました。
記事の中に出てくる製品のモニター募集があり、以前から日亜化学の紫外線LEDが欲しいと思っていましたので、
コンテック製紫外線LEDライト波長375nmのモニター募集があったので早速応募しました。
当選1名ですが、多数の応募の中から目出度く当選しまして、このほど製品が送られてきました。
今年の年末ジャンボ宝くじは当たる気がしてきました・・・・1億円当たったらどうしよう。

話を戻します。
以前からおもちゃ病院での修理で足の折れた犬の修理やギア割れの修理に、UVレジンは使っていますがUVライトに100円ショップのシークレットペンを使っていたので、硬化が完全ではありませんでした。
この紫外線LEDライトを使うと瞬間接着剤なみの接着ができてすごいです。

紫外線ライトの使い道はいろいろありそうです・・・・・今、レポート作成中です。

写真用の三脚に園芸用のピンチを付けて固定して使っています。