補聴器を自作して見ました

近頃人の話を聞き返さないとわからないことが多くなりました。
普段の生活にはあまり不自由はしないのですが、転ばぬ先の杖でジャンク品で補聴器を作ってみました。
電源に乾電池を使うと大きくなるのでリポを使います。
ほのかに赤く光っているのはパイロットで、横の穴はマイクの穴です。

使ってみると、左右の耳の聴力の差で右の聴力が相当落ちているのがわかりました。
だいぶ前から耳鳴りがしていたが、年のせいにしてあきらめていましたが、
耳鳴りは落ちた聴力を補正するため脳が作り出しているのだと書いてあるサイトがありました。
ではこの落ちた分を補聴器で補えば耳鳴りは治るかも・・・・実験中です。
気分的に耳鳴りが小さくなったような気がします・・・・あくまで個人的な感想で、医学的なものではありません。

マイクが本体に付いているので衣擦れの音が耳障りなので、マイクを耳元につけることを検討中です。

試作1号機にしては小さくまとまり音量もそこそこなので・・・・・とりあえず合格か。

実用になるかどうかは、もうすこし聴力が落ちないと・・・・・その前に命が。

ジャンク品のソーラー充電器の380mAhのリポを使いました。

アンプは100円ショップのアンプのIC TDA2822Mを基板からニッパーでプチプチと切り離して
8ピンの裸のICにして部品を直付けで作りました。
マイクはコンデンサーマイクで、10kΩと直列につなぎ中間からコンデンサーで入力端子につなぎます。

電流は約10mA流れていますので、連続38時間使えます、電圧が落ちたら電池の横にある充電端子から充電します。