可動磁石型紙コップスピーカ
電磁石のお勉強をした後に紙コップスピーカを作ります。
ボビンはダイソーにある
12色の糸が巻いてあるミシン用の
ものの糸をほどいて使います。
鉄心には6mmのボルトナットを
使います。
0.4mmのポリウレタン線を200回巻き
線の両端をサンドペーパで被覆をはがします。
ポリウレタンは半田ごての熱で溶けるので
はがさずにハンダ付けすることもできます。
ビニールテープを半分に切ったテープを
上から巻きます。
コイルに鉄心を入れて、乾電池を
コイルの両端につないで、鉄釘や
クリップをすいつけて実験します。
電圧を変えると磁石の強さは?
どんなものが吸い付くか?
鉄心の代わりに他の金属では?
など、実験しよう。
電磁石の実験
紙コップスピーカ
(ムービングマグネット型)
205mlの紙コップの裏底の中央に
ダイソーの10個105円の紙押さえを
分解して取り出したネオジム磁石を
貼り付けます。
コップの底に厚紙で橋を作ります。
電磁石の実験用に作ったコイルを
この橋の上にセロハンテープで
固定します。
ラジオカセットなどのイヤホン端子に
このコイルを接続するとスピーカに
なります。
磁石とコイルは接触しないようにして
出来るだけ近くすると音は大きくなります。
ダンボールなどを共鳴箱にすると、もっと
いい音になるよ。
普通のスピーカほど大きな音はしませんが
静かな部屋なら何とか聴けます。
音を振動で体感することも出来ます。
紙コップスピーカの原型
(紙コップヘッドホン)
これは、磁石の方が重いので、コイルが動いています。
可動コイル型です。
コイルを貼り付けます。
フェライト磁石を裏側に貼り付けます。
改良型
磁石がコイルの入り口あたりに
来るように改良しました。
同じネオジムを3段重ねです。
橋もコップぎりぎりまで切り詰めました。
音がだいぶ大きくなりました。
音源にデジタルプレーヤを使い、キャンドウのボリュウムアップで増幅
するとこんな感じです。
ボリュウムアンプは入力端子のジャックをつけ、スイッチONでLEDが
点くように改造しています。
ボリュウムアップは改造しないでそのままでもいいよ。