ハリネズミくん

       振動モータで走り回る愉快なネズミです。
     夏休みのこどもの科学工作のために作りました。

横浜市:戸塚地区センター   「気まぐれネズミくん」
横浜市:浦舟コミュニティハウス  「針ポッター」(ハリー・ポッターのつもり」
       で夏休みの工作教室をやりました。
   
 ハンダ付けなしで、簡単な工具を使い小学生でも間違いなくできるように
                キット化しました。
   ネズミの目と耳、鼻のプロペラ、背中の針は少し自由度をもたせています
          胴体にペイントさせるのも面白い。
足のブラシにくせをつけことにより、ネズミは右回り、左回り、真っ直ぐなど
           自由に走らせることができます。

     遊び方は尻尾のヒモでコントロールして障害物競走や、
尻尾を取ってカーテンを吊るすヒモ(ループ状につなぎます)をレール代わりに
               して自由に走らせるなど、
     こどもの発想に任せましょう・・・・・裏返しで走らせるもよし。

耳は割りと自由な形に出来ます。
木ネジで固定。

目は好きに書きましょう。

鼻のプロペラは振動で回りますので
いろんな材質や形でこどもに工夫させ
ましょう。
穴に余裕がないと回りません。

配線は同じ色のリード線同士を手で
ひねって接続しセロハンテープで固定。

モータは両面テープで止めて
2本の結束バンド(2×150mm)で固定。

電池ホルダーは両面テープで固定。

足は木ネジ(2×8mm)で固定。

目と鼻の押しピンはスポンジで押さえます。

スイッチは瞬間接着剤で固定します。

尻尾は取り外しが出来るようにします。

胴体は植木鉢の4号受け皿。
ダイソーで4枚105円。

左は同じ物を沢山作るとき印をつける
ための穴の明いたテンプレート(ドリルの径
を書いておくといい)。
右はそれぞれ印を付け、必要な大きさの
穴をあけた本体。


前足の間隔は、耳のネジとの関係で狭く
なっています。

足はタイル洗いのブラシで
前足と後ろ足とでは色を違えます。
ダイソーで1個105円。

これをハサミで切り出します。

切り出した足は木ネジでとめる時
滑り止めになるように四角のままに
しておきます。
真ん中に電気ごてで木ネジ用の穴を
あけます。
盛り上がったプラスチックはカッターで
平らにしておきます。

前足のブラシは少し斜めになるように
カッターで切り落とします。
向きが分かるよう油性ペンで印をつけ
ましょう。

ブラシがへたらないようにセロハンテープを
2,3回巻きつけます。

振動モータは100円ショップの
電動歯ブラシから取った物。
これにリード線をハンダ付け
します。
ハンダ付けは短時間ですること。
熱を加えすぎるとブラシとの接続が
悪くなります。
悪くなったモータは分解して修理
しましょう・・・少し経験を要します。

スイッチもあらかじめリード線をハンダ
付けしておきます。
端末処理は熱収縮チューブで処理。
この辺はプロ並に・・・・・

電池ケースは単三乾電池1個用で
リード線つきを利用。
リード線の半分は相手のリード線として
利用。
ケースは両面テープで固定します。

ネズミでなくテントウムシとしてもいいのです。
その辺は自由な発想で・・・・・・
今回はハリネズミとしましたので、背中の針を
出来るだけ安くそれらしく見せるかということで
苦労しました(もっといいものが今後見つかる
かも)。
今回は100円ショップの首にかけるモール
(レイ)を利用。
1本から約50個取りました。
モールを切るとポロポロ崩れますのでアルミ線を添えてホットボンドで固定しました。
胴体への固定は穴をあけて固定するか、
アルミ線を丸めてセロハンテープで止めるかは
ご自由に。

その他の小物

目と鼻の押しピンは怪我をしないように尖った部分は切っておきます。
鼻の押しピンは木ネジ用の穴を電気ごてで明けておきます。
ピンの緩みを防ぐスポンジは両面テープつきの隙間ふさぎ用のもの。
鼻のプロペラは荷造り用PPバンドを利用・・・・何でもいいです。

これらをビニールの小袋に入れ、他の部品(単三乾電池1個も)とともに
小さなレジ袋に入れて一人分のセットにします。
このレジ袋は完成品を持って帰る袋になります。

こんな耳はどうですか・・・・・鼻のプロペラ回っています(写真ではよく分かりません)。

セットの準備

組み立て

完成品

(平成18年7月)

カーテンを吊るすヒモをレールにして
走らせる。

机の上で走らせる時はこのレールを
柵にして、この柵内で走らせると
机から落ちない。

放し飼いにして・・・・・
自由にさせてもいい。

こどもの科学工作

足のブラシに進む方向と反対にくせを付けるとうまく走るよ。

げじげじUFO

振動モーターで動き回るUFOです。
子供の工作教室で作ります。
ほとんどの部品はハリネズミくんと同じです。

これから組み立てです。

モータは100円ショップの電動
ハブラシからとります。

電池のケースには両面テープ
を貼ります。

スイッチにリード線をハンダ
付けしておきます。

足のブラシにセロハンテープを
巻きます。
足としてはピアノ線やX字のクリップを
使うことも出来ますが、取り付けが
少し難しいです。

ガチャポンの空ケースの透明な方を
を使います。
ケースをCD盤に固定するにはホットボンド
を使う方法もありますが、仕上げがあまり
よくないので、両面テープで止めます。
ケースにすき間テープを貼り付けます。
内側でもいいです。

スポンジに粘着テープがついた
すき間テープ。

すき間テープにクッションつきの
両面テープをこのように貼り付けます。

不用なCD盤を使います。
足の穴は3mm、スイッチの穴は
4mmです。
足の穴は面取りしておきます。

頭に付けるプロペラの材料。

CD盤にモータをホットボンドで
固定します。

足のブラシを木ネジで固定します。

電池ボックスとスイッチを
取り付けます。

リード線は同じ色同士をよって
接続します。
そこをビニールテープかセロハン
テープで固定します。

ガチャポンのケースをCD盤の上に
両面テープで固定します。

プロペラは好きな形にはさみで
切って作ります。

最後にシールで飾ります。
油性ペンで模様を書くのも
楽しいよ。
どうして走るのか、プロペラは
なぜ回るのか・・・・・
よく観察して、研究してみよう。

どのようにすれば良く走るか
研究しよう。

ヒント:足についている印は
走る方向だよ。

平成19年7月
戸塚地区センター わいわい工作

1 ハリネズミくん
2 げじげじUFO
3 ブルブルちゃん

ブルブルちゃん

モータの振動で小さなプロペラを回しながら愉快に動き回ります。
4本足ですから動物の名前をつけて可愛がってネ。

平成20年11月
逗子市の理科ハウスのワークショップで
工作できます。

全パーツ

モータと電池との接続は
リード線をよじってセロハンテープで
絶縁します。
リード線はグラグラしないように
最後にモータと一緒に結束バンドで
固定します。


足を調節してうまく走るようにしましょう。

プロペラは1枚ずつでもいいのですが、2枚ずつ付けるとこんなにきれいです。

足のネジを緩めて足を上下逆に
して、モータを下に電池を上側に
すると、こんな格好になります。

いろいろと改造すると楽しいよ。

動画はyoutubeでどうぞ