二次電池(充電池)の放電器

二次電池(充電できる電池・・・・ニッカド電池、、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池))
のニッカド電池とニッケル水素電池は電池の容量が残っている電池を充電すると、メモリー
効果で電池の容量がだんだん小さくなります。
規定の値まで放電したあとで充電する必要があります。
簡単に電球などで放電していると、つい放電が終わっても気がつかず、完全に放電して
充電が効かなくなります(何個かオシャカにしました)

電球の光りがある程度暗くなると、回路を切断する簡易型の放電器を作りました。
これで、気を遣わずに済みます・・・・・安心です。

トランジスタのコレクタにリレーを入れて、ベース電流でこのリレーをON/OFFします。
電球の光で抵抗の変わるCdsを利用し、トランジスタのベース電流を制御します。
光りがあるとリレーはON、電池が放電して電球が暗くなるとリレーはOFFになります。

ケースの中は暗いので、電池をつないでもリレーはOFFのままなので、最初のトリガーの
ために押すとON、離すとOFFのスイッチでリレーの端子をショートして瞬間電球を光らせると
リレーがONとなり、電球は光り続けます。

1.5Vで働くリレーがあればいいのですが
手元に5Vのリレーがありましたので
これを使います。

リレーを働かせる電源にケータイの
充電器を使います。

放電のための負荷は電池1個用には2.2Vの電球2個を並列に、2個用には4.4Vの
電球2個を並列につなぎます。

単三型ニッケル水素電池1個を放電中

2個を直列で放電中
(2個を並列で放電した方が
バランスよく放電できます)

電池ケースは単三用と単四用を用意します。

使わない時は綿棒の入っていた
容器に格納しておきます。

ケースの中の電球も光りCdsの抵抗が
低くなり、リレーはONになります。
(ケースを開けたままではリレーはONの
ままです。)