停電対策

令和元年9月9日に関東地方を襲った台風15号であちこちで停電が起こり、特に千葉地方で約50万戸が停電しており、4日たった今でも停電が続いています。
横浜の我が家では、今回の台風では停電していませんが先日の雷で何年かぶりに停電しまして停電対策の必要性を感じました。

この前、中学生のひ孫のスマホが壊れ買い替えることになり、壊れたスマホ(シャープ製)を貰いました。
ガラスは割れているし、まともに動かないので分解することにしました。
リチュウム電池を傷つけないように慎重にこじ開けて分解しました。リチュウム電池が火を噴く動画は以前見たことがあり、またガスで膨らんだリポ電池のガスを抜こうと針を差して大変なことになった経験もあるので・・・・・。

ガラ携は何台も分解して見ていますがスマホは初めての分解です・・・・・なんせ私はまだガラ携です。
(この前、うちのばーさんが新しいスマホに替えたときに古いスマホを貰い、単なるデジカメとして使っています・・・・分解するにはもったいないので・・・・わたくしはスマホを使う気はありません(使えないからだろうという声が聞こえてきそう))
ディスプレィが有機ELではと期待して分解しましたが、分解でパネルが割れて少しべとつきまして、液晶でした・・・・ガラスは非常に薄く、また、バックライトが一目ではわからないくらい薄くなっていました。
カメラも小さく、スピーカーも小さくなっています・・・・・バイプレーターがモーターでなく構造はスピーカーと同じで振動板(コーン)に鉄の四角なワッシャーみたいなのが貼ってあり低周波の矩形波で駆動しているみたいで、これでレスポンスが速いのですね・・・・また、これはスピーカーもかねているみたいです、マイクも見当たりません・・・もしかしてこれがマイクも兼ねているかも(推測です・・・・間違っていたらゴメンナサイ)


前説が長くなりました、有意義な分解でしたが使える部品はリチュウムイオン電池だけで、後はゴミ箱行きでした。
このリチュウムイオン電池を使って停電対策のライトを作りました。

キャンドウのライトを分解して使います。

分解すると実装型の12個のLEDと少し大きなLEDの2構成になっています。

この12個実装型のLEDを使います。
電流制限用の抵抗もついているので、3.7Vのリチュウムイオン電池に直接接続できます。

このリチュウムイオン電池(3000mAh)は裸のままでは使い勝手が悪いので、ケースに入れて端子を付けました。
ショートの時の安全のために2Aの温度ヒューズも付けました。
充電は自作の充電器で行います。


停電はいつ起こるかわからないので、この電池は取り外し自由にしておいて、停電の時に使うことにして、平常時には、これ以外の用途にも使う予定です。

同じ店でこのようなケースも購入。

ケースにスイッチとLEDの基板を付けます。

LED基板の前に光拡散のため、発泡スチロールのシートを置きます。

裏側はこんな感じです。
スイッチはふたを開けてオンオフします。
ちょっと不便ですが、非常時の使用なので・・・・・ま、いいか。

こんな感じで光ります。

どこにでも置くことが出来ますが、停電を想定してつるしています。