水がつなぐ電気回路
プラスチックのカップの中に入っている電子回路から出ている2本のリード線が水に触ると中のLEDが光ります。
トランジスターが水を通して流れるわずかな電流を増幅してLEDを光らせます。
人の手で触っても少し光ります・・・・水より流れる電流が小さいので少ししか光らないのです。
雑誌ニュートン最新号(16年4月号)に載っているNGKサイエンスの工作の追実験です。
雑誌では半田付けなしの回路ですが、ここではボタン電池ケースを使い部品をはんだ付けしています。
LEDを電池の+とトランジスターのコレクターに接続し電池の+とトランジスターのベースから裸のリード線を伸ばします。
この間に流れる電流で制御されLEDが光ります。
プラスチックのケースのフタにリード線を通す穴をあけて
その穴にリード線を通してフタをします。
リード線は折り曲げて、水面につく長さで切ります。
リード線を側面に固定せずに浮かせているのは
絶縁をよくして潜在電流(漏電)を防ぎ電池の消耗を防ぐ工夫です。
水を入れたお皿に浮かべてください・・・・・いろんな色のLEDのものを浮かべると楽しいよ。