持ち運び水力発電所

水滴の流れ(細い水流)で電気が起こります。
これは雲の中で静電気が起こる現象の再現です(らしい・・・詳しくは分かりません)。
持ち運び出来るように小型に作りました・・・・・称して「持ち運び水力発電所」です。


水力発電ですが実用にはなりません・・・・単に静電気モーターを回して遊ぶだけです。
東京電力と競争するつもりはありません。

これは回っていません・・・・記念写真です。

水流を2方向に分けて、細い水滴にして流します。
水滴を細い電線で作ったらせん状の電極の中を流します。
黒い電線は電極のリード線です。
コックは熱帯魚の店で売っています。

水滴は電荷を帯びていますので
この電荷を溜めるのに導電性の容器が
必要です。
このような空き缶を使っても、プラスチックの
容器に導電性の箔や網を入れてもいいです。

空き缶に溜まった電荷を取り出すための
受け皿です。
これは空き缶の底を切って使います。
空き缶には防錆のために塗料が塗って
あるのでサウンドペーパで剥ぎます。
この受け皿から高電圧を取り出します。

本体の容器はゴミ箱にあった洗剤の
容器を加工しました。
電極のリード線は下の容器の電極と
カスケード(たすきがけ)にします。
(ここが重要です)

上のペットボトルが上下出来るように
シリコンホース(熱帯魚の水槽用)は
長めにしておきます。

ペットボトル用のキャップに適当な
パイプを取り付けてホースにつなぎます。

ペットボトルの受に、少し大きめの
ペットボトルを切って逆に取り付けます。

水を入れるペットボトルの底には空気用
の穴をあけ、この穴を手でふさいで水を
入れます。
水を入れたペットボトルを逆さに
おいてから穴をふさいだ手を離します。

コックのハンドルを回して水量を
調節します。
わりと勢いよく流した方が、高い
電圧が発生するようです。

水しぶきはお互いに引き合ったり
反発し合ってそこらじゅう飛び散ります。

ガチャポンの中にフイルムのケースと
ピンポン玉で静電気モーターを
作りました。
(静電気モータの自由研究をご覧下さい)
これは塩ビのパイプの摩擦電気で回しますが
今回は、この発電器で回します。

ピンポン玉の静電気モーターが
よく回っています。

第2発電所

以前作った発電所の発電が、ときどき発電しませんので
作り替えました。(誰かに似て気分屋なのです)

大きなペットボトルをくり貫いて背中合わせにして固定します。
見かけはあまり良くありませんが、性能は良好です(誰かに似て?)
今度はうまく発電します。

ペットボトルに貯めた水は、今のところ手で持ち上げます・・・そのうちに
点滴の液みたいに釣る道具を作るつもり。

ペットボトルを繰りぬいて空き缶を
出し入れします。

材料は前のものを流用しました。

水を貯めるペットボトルには
底の方に空気用のバルプを
付けます。
これで水流の量を調節します。

ガチャポンの空ケース中に
発泡スチロールの玉で作った
静電気モータがよく回っています。

第2発電所は後の方にあります。