浮沈子の自由研究

空気の圧力の実験で、おもしろ実験を行う定番である浮沈子(水の入ったペットボトル
に入れペットボトルを手で握るとこれが浮いたり沈んだりするおもちゃ)は、いろんな人が
それぞれ工夫をされています。
もっとも一般的なものは、魚の形(その他ブタや丸型などあります)をした醤油いれのタレビンを
使うバージョンです。
そこで、大人の自由研究ということで、少し変わり型のものを作ってみました。

タレビンの利用

タレビンにもいろんな形の物がありますが
今回は6角形のタレビンを利用。

重りに平ワッシャを利用。
好きに顔などを書きましょう。

重りに木ネジを利用。
ロボットの形にしてみました。

水の出入り口の穴を角のところにピンで明けると、回転しながら浮き沈みするよ。

カラーえんぴつキャップの利用

頭の部分に穴が明いているので、ホットボンドで
塞ぎます。
下の栓はコンデンサーを使いここに重りを付けます。

重りは平ワッシャだよ。
フィンやブースターをホットボンドでつけてロケットだよ。

手足をつけて人形だよ。

ストローの利用。

ジャンボストローをラジオペンチではさみ、その先を電気ごての熱で溶かして
封印します。
下の栓はコンデンサーを利用します。

重りは3mmのナット。
ヒラヒラをつけてみました。

重りは3mmのナット2個。
腕はホットボンドでつけるんだよ。

はい、おばか系の浮沈子(もう、その辺にあるものを被ります)
よく回っています・・・・・称して・・・・クルクル・パー。

ペットボトルは、炭酸飲料系のものがいいよ。

これまでに作った浮沈子は空気をためたもので、時間が経つと空気の量が減って
沈んでしまいました。
時間が経っても安定している物を作ることにしまして、空気を安定して保っている物
を探しました。
そこで、見つけた材料は発泡スチロール、発泡プラスチック、プチプチ(空気の入った緩衝材)
ですが、まだ他にありそうです。

発泡スチロールはそこらにある使いやすい材料ですが形が崩れやすく、見栄えがあまりよくない
ので・・・・・・使いたくありません。
容器の中に入れる形では発泡スチロールが安くていいです。
プチプチをむき出しで使う作品も見受けますが・・・・・イマイチです。
発泡プラスチックを自作の熱線カッターでいろんな形に切って作る物がお勧めです。

研究しました

プラスチックのケースにプチプチを入れて
下の重りとバランスを取ります。
上に羽をつけて回転するようにしました。

アルミのケースに発泡プラスチックを詰め
足の木ネジでバランスを取ります。
バランスは発泡プラスチックを切り刻むことで
簡単に出来ます。

発泡プラスチックを電熱線利用の
カッターでロボットの型に切り抜き
ネジなどでバランスを取ります。

これも発泡プラスチックでもっとも簡単
な物。
なにやらインベーダみたい。

6角形のタレビンですが、これの中は
空気ではなく、いや空気ですが・・・・
プチプチが詰まっているのです。
回転は出来ませんが安定しています。