ベルトの自作冶具

テープレコーダーなど機械的に減速する機構によく使われるゴムベルトは経年変化で伸びたり切れたりしますが、修理するにも代替のものが手に入らないことが多いので、そこで自作することになります。
自作おもちゃ等でもゴムベルトが欲しいことがよくあります。
ネットで検索すると、ノギスを利用したものがあるので、それを参考にして、ゴムベルトを自作すのに役立つ冶具を作りました。

リサイクルガーデンでアルミでできたキーホルダーを1個10円で2個買いました、これを利用します。

分解して本体だけ使います(2個)。

アルミの本体に小さな木製の洗濯ばさみを接着します。
3oの竹串を通して1本にはスプリングを入れて押し付けるようにします。
両端で竹串は接着して固定します。
中の本体は自由に左右に動きます。(スプリングで抑えられていますので、手で広げます)

ゴムの両端を洗濯ばさみでこのように挟んで使います。
下準備です。

ゴムの間に半田ごて(プラスチック専用のこて)を入れて
ゴムを溶かして融着します。

このようにきれいに融着されています。

これは網戸ゴムで作りました。

周りにバリがあるので。ニッパーやカッターで取り除きます。

自作のルーター(昔の歯科用のものをジャンク屋で見つけたもの)

網戸ゴムで作ったベルト

これはウレタンコード(オレンジ)ですが、網戸ゴムのほうが安くて伸びがいいです。