ACアダプターの改造

理科ハウス(逗子市の科学館)のプラネタリウム(大人の科学の付録)の光源が
単二乾電池2本なのでACアダプターに変更できないかと相談されました。

手元にあったジャンクの5Vスイッチング電源を3Vに改造することにしました。

手持ちのスイッチング電源のケースを無理やり分解したら、ケースは傷だらけになりましたが、基板はご覧のとおり無事です。

ホトカプラーの電圧を制御するICの基準電圧を決めている抵抗を回路を追いながら見つけます。

この基板ではR12、R13、R14です。
プラス側のR12、R13に並列に510Ωを入れたら、出力電圧が2.9Vになりました。
2.5Vの電球はキラキラ輝いています。

R14に並列に抵抗を入れたら最高16Vになり、耐圧10Vのコンデンサーがパンクしました。(怖いですね)
パンクしたコンデンサーは取り外して耐圧の高いコンデンサーに取り替えました。

傷だらけのケースは廃棄して、電源スイッチとパイロットも付けて新しいケースに入れました。

新しいケースです。